七印銀貨

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ゲーテ「闘魂小町の世界へようこそ、木瓜男くん」

木瓜「うわ、リングがある…本当に闘魂小町の中に入っちゃったんだ？」

☆パンチ「いつも応援、ありがとう☆」

☆パンチ「えーと…」

木瓜「ぼ、ぼけ男です！木瓜木瓜男（きうり・ぼけお）ですッ！」

☆パンチ「あ、そうだったわネ。ありがとう、木瓜男クン」

ゲーテ「私はペパーミント☆パンチのゲートチェッカーをしているゲーテ」

ゲーテ「この仮想世界と現世との行き来を司っている者だ」

木瓜「ハァ…」（なんだかよく分からないや）

ゲーテ「さて、この度の記念企画デスマッチで、キミの考えたものが見事に採用となった」

木瓜「ええッ？」

ゲーテ「それで、こうしてこちらの世界に招待したというワケだ」

木瓜「ほ、ホントにッ！？ヤッタ～ッ！」

☆パンチ「ありがとう、木瓜男クン！」

ゲーテ「彼女の肢体を弄ぶような、邪（よこしま）な企画が多かった中で、貴殿の正々堂々とスポーツマンシップに則った試合内容のデスマッチは素晴らしい」

木瓜「あ、ありがとうございます」

木瓜（ん？僕の企画も十分にエロかったと思うけど…ま、いいや）

☆パンチ「これから木瓜男くんの企画したデスマッチで対戦します。良かったらリングサイドで見守っていてネ☆」

木瓜「うわぁ、ありがとうございます！精一杯、応援するよ～！」

アナウンス「それでは闘魂小町実行委員会よりペパーミント☆パンチ30連勝特別企画デスマッチ『ノーパンツ・電動ローター・陰核刺激デスマッチの開始を宣言します。選手は準備をお願い致します」

☆パンチ「え？ノーパ…電動…って、何よソレ？」

ゲーテ「はて、私は『時間無制限クラッチオンリーデスマッチ』を選んだ筈だが…」

ゲーテ「？」

ゲーテ「貴殿の名をもう1度聞かせてもらえるかな？」

木瓜「木瓜木瓜男、ですけど…」

ゲーテ「しまった！名前を間違えてしまったようだ。選ぼうとしたのは、胡瓜木瓜男（きゅうり・ぼけお）だったのか…」

☆パンチ「ちょ、ちょっと！それってどーゆーコト？」

ゲーテ「うーん、人を間違えて召喚してしまったようだな」

☆パンチ「ソレじゃ済まないでしょッ！？」

ゲーテ「ふむ、闘魂小町実行委員会が試合内容をコールした以上、この試合が終わるまで我々がこの空間を出ることは出来ない、ということだ」

☆パンチ「そ、そんなァ～！」

☆パンチ「ちょっと、アナタ！どんなデスマッチを企画したのよッ？」