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去年、夏休み企画用に書いてたのが見つかったので、
ちょろっと載せてみようかな、と。
(以下、ノベル部)
生徒たちの弾んだ声がそこかしこで響く夏休み前の教室。
強い日射しが差し込む窓にもたれ、そんなクラスメイトたちの
様子を遠巻きに見ている男が2人。
相川「ったく、夏休みだからってみんな浮かれやがってよぉ。
追試受けさせられる者の身分にもなれってんだよなぁ」
(ぼやく感じで。決して恫喝ではない)
飛田「ああ、俺は今回セーフだったし。
ま、せいぜい頑張ってくれよな、補習」
相川「え、マジで? チッ、やってらんね~な~」
(投げヤリに大きな声で)
(間)
相川「ヒダァ、お前夏休みはどうするのよ?」
飛田「ん? ああ。田舎にな」
相川「ァアン? 田舎でのんびり避暑ってか?
どこなのよ、田舎って」
飛田「んー、何にもない山ん中。ああ、温泉はあるな」
相川「おー、イイじゃん温泉。俺も連れてってくれよ」
飛田「本当、何にもないって。それよりお前、追試だろ?」
相川「かぁ~、そうだった~」
飛田『俺、飛田太一郎。高校2年生。今週末から始まる
夏休みは、
親父の実家っつっても、もう誰も住んでないし、
何しに行ってんのか分からねーよ。
本当、温泉入りに行くようなモンよ」
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